「一緒に遊んでくれてありがとう!」

 

こんにちは!

 

 

いつもたるみブログをご覧いただき

ありがとうございます。

 

 

6月からクラスでかたつむりのお世話をしてきた

4歳児の子どもたちの姿を、ご紹介いたします。

 

 

 

 

「かたつむりみつけたよ!」クラスの友だちに

かたつむりを見せたくて、保育園に持ってきてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かたつむり、かわいいね~」

かたつむりのこと、とっても気になるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さわることが、なかなかできなかった子どもたち。

初めは、数人の子どもたちがかたつむりに興味を

持っていましたが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面白い発見があると、自然とクラス全体に広がり

みんなで観察する場面が多くなりました。

子ども同士の会話が始まり、共に同じものを見て

感じたことで、繋がりも深まってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「また、みつけたよ~」

「お友だちいっぱいできたね~」と

見つけては、保育園に持ってきていた子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づいたら、こんなにもたくさんのかたつむりが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、来る日も、来る日も

かたつむりのことが気になって仕方がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かたつむりの好きな食べ物はなにかなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わぁ~!くさいよ~!かたつむりのおうち

掃除してあげなくっちゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おうちきれいにしましょうね~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お野菜少し、くださ~い!」

給食室の先生にもご協力していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先生、卵を産むには、土がいるんだって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちが、かたつむりに毎日声をかけ

友だちと触れ合う中で、「あれ?」と変化に気づいたり

「よし」と行動に移してみるなど、自分なりに

愛着を深めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4歳児なりに、かたつむりを思いやり

何をすれば喜んでくれるのか考えながら

お世話をする姿が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

給食室のお野菜だけでなく、お家からも持ってくるようになり

「おいしいよ~」と声をかけながら上げる子どもたち。

純粋にかたつむりと向き合う姿や、飼育ケースを綺麗にする姿から

4歳児の子どもたちにとっては、かたつむりは友だちのような

存在なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

もっと、もっとかたつむりのことが知りたくなった

子どもたち。先生は、かたつむりの世話を実践できる環境作りをし

子どもたちの視点に合わせ、探求心が深まるような工夫をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日々のおたよりで配信している

クラスの遊びや子どもたちの様子で、かたつむりのお世話のことも

保護者の方には伝えていました。

「お家に持って帰って、お家に人にも見せてあげたい!」

そんな子どもたちの思いから・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

順番にお家へ連れて帰り、お世話することに

なりました。

4歳児の保護者の方には、昨年度からいろいろな虫との触れ合いを通して

様々な発見をしている子どもたちの姿を

くらすのおたよりで伝えていました。

 

子どもたちの思いに寄り添ってくださり

保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

そして・・・・。

半年が過ぎました。

 

 

 

 

 

 

毎日お世話は続いていました。

お家にも持って帰り、お世話をし一緒に過ごしてきた

かたつむりでしたが、冬が近づいて来る中で子どもたちは

かたつむりが”冬眠”をすることを知りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「飼育ケースの中で冬眠ってできるのかなぁ」

「土や葉っぱがたくさんないからできないよ」

「公園に遊びに行ったときに、連れて行ってあげる?」

「そのまま、かたつむりとお別れするの⁉」などなど

様々な思いを伝え合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさん、愛情を注いで、みんなで育てきたので

お別れしたくなかったようでしたが

かたつむりにとって、どうしてあげるのが一番いいのか

考えたみんなの答えは、寒くなる前に、土に返してあげようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬眠ができそうな場所探しが始まりました。

「どこがいいのかなぁ・・・・」

「土があるところがいいよね」

「端っこにしよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かたつむりさん、また会おうね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かたつむりさん、大好きだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お野菜いっぱい食べてくれてありがとう!」

「今度は、葉っぱいっぱい食べてね」

「元気でね!」「冬眠頑張ってね!」

思い思いに言葉をかけながら、かたつむりと

お別れをした4歳児。

 

 

 

 

 

 

 

かたつむりと触れ合い、みんなで育てた経験の中で

子どもたちは、自分でこだわりを追求し、友だちとかかわりながら

探求、工夫する楽しさを味わいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

垂水せんしん保育園では子どもたちが、心揺さぶる体験

心弾ませるような経験ができる環境を整え

工夫することを大切にしています。

 

「かたつむりさん!一緒に遊んでくれてありがとう!」

 

 

 

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