小さな、いのち
少し前から、つき組の子どもたちが
土の中に小さなかぶと虫の幼虫が生まれた
ことに気づいていました。
かぶと虫のお母さんとお父さんは
まだまだ元気ですが、
「幼虫をお引越ししないと幼虫同士で食べてしまう」と
お家で調べてきてくれていたお友だちがいました。
そこで・・・。
さっそく、みんなで新しいお家と
新しい、土のお布団にお引越しです。
「あかちゃんの幼虫いるかなぁ」
みんなで、大捜索です!
「みつけたよ!」
まだまだ小さないのちです。
保育士が何も言わなくても
優しく包むように、手のひらに乗せていました。
全部で何匹いたでしょうか。
卵と合わせると、かなりの数になります。
お引越しできました!
5月から子どもたちが見守ってきた
かぶと虫とかぶと虫の幼虫。
生き物が誕生し、育っていくことに
子どもたちにとって
大きな感動がありました。
自然に触れて生活し、その大きさ
美しさ、不思議さなどに気づく‼
大人にとっては当たり前と思う瞬間も
子どもたちには本物の生き物に触れる経験が
たくさんの不思議や、ワクワクに出会う瞬間でもあります。
生き物に触れ合える環境を作ることで
子どもの好奇心を育んだり
子どもたちの気付きに繋げることができることを
大切にしています。
きっと来年も成虫になることを
見届けるのでしょう。