諦めなかった子どもたち
こんにちは!
この夏は、いろいろな野菜を収獲した子どもたちでしたが
5歳児が育てていたスイカの収穫がまだでした。
春にブログでご紹介させていただきましたが
スーパーで切り売りしているスイカの種から
育てていました。
育ててみたい、食べてみたい野菜など、クラスで話し合い
様々な意見がでて盛り上がった結果、スイカ、きゅうりを
植えることになったのでした。
きゅうりは何本か収獲できみんなで食べることができましたが
スイカだけが生長がゆっくりでした。
大人は何かを始める時に、できるのか、できないのか
が基準になりがちで、見通しが持てるので大体の
予想は立てられるのですが
子どもたちは「種からスイカを育てられないに決まっている」と
決めつけませんでした。「出来るに決まっている」と信じていました。
なので、毎日、スイカができる日を期待しながら
水やりをしていました。
そして、とても良く観察していました。
黄色花が咲いた時も、教えてくれた5歳児。
夏が過ぎ、9月のある日。プランターを覗き込むと
小さいながらも黒シマ模様のスイカが実っていました!
「まだまだ、大きくな~れ!」と祈りっていた子どもたちでしたが
割れてきていたので、収獲することになりました。
想像していたスイカとは違ったかもしれませんが
生長を追うごとに、育てることを楽しんでいた子どもたち。
小さなスイカの種はまだ白かった~!
子どもたちの発想を大切にし、気持ちに寄り添いながら
栽培活動に取り組んできた5歳児クラス。うまくいかないことに出会っても
工夫、創造して乗り越える豊かな経験が、子どもたちの心の成長にも
繋がっているように感じました。