転がすから広がる遊び
朝夕の寒さが、冬の訪れを感じる季節
となりました。
10時頃になると、日も差して暖かく
今日も、子どもたちは屋上園庭で遊びました。
こあら組(1歳児)です。
ぱんだ組(2歳児)の子どもたちが
先に遊んでいて、交代です。
「よ~い、どん!」と声をかけると
一斉に走り出した1歳児。
こけても・・・・。
大丈夫!
「強いね~びっくりしたね~」
の先生の言葉に励まされ、この笑顔。
たくさん、走って遊んだあとは
お部屋で遊びました。
先生はサンタクロースのように
大きな荷物をかついできました。
袋の中身は・・・・。
空き箱でした。
子どもたちは、プレゼントをもらえると
思っていたみたいです。
空き箱ですが、まだ、プレゼントと
思っている子どもたち。
「これ、ぼくの!」「これは、わたし!」
と、取り合いになりました。
「あれ?プレゼントじゃないみたい」
「何してあそぶのかな?」
こあら組の子どもたちは
空き容器や空き箱など、身近な素材が
大好きです。
「お~!楽しいね~」
体、全身を使って箱の中で
ボールを転がしています。
目と手の協調性が大切になります。
微妙なコントロールが必要になりますが
上手に腕の力を使ってボールを転がして
遊んでいます。
凄いです!
「ぼくも、やってみよう!」
子どもたちは、気に入った遊びは
満足するまで繰り返し繰り返し遊びます。
身近な素材も、子どもたちにとっては
楽しいおもちゃに変身します。
「これは、こうして遊ぶ」と
決めけるのではなく、子どもたちが
遊び方を見つけていきます。
1人遊びを楽しんでいた1歳児が
友だちの遊び方に気づいてかかわりながら
遊ぶようになりました。
先生は、この姿や子どもたちの思いを大切にし
環境を整えています。