1歳児の子どもたち
こんにちは!
いつも垂水ブログをご覧いただき
ありがとうございます。
最近のこあら組(1歳児)の様子を
ご紹介いたします。
毎日、様々な素材に触れ、五感を刺激しながら
遊んでいる子どもたち。
風船は子どもたちが大好きな素材の一つです。
「風船まて~!」
ふわふわ動く風船はどこへ行くかわからないのが
子どもたちにとっては、これまた楽しい!
子どもたちって、風船に座りたがりますよね~
色にも興味がある1歳児。
「これあお」「これがいい」様々な方法で表現し
友だちや先生に伝えています。
最近、子どもたちは自己表現が
上手にできるようになってきましたが・・・・。
「わたしもこれがいい」「ぼくもこれがいい」
「かして~」がまだ上手く伝えることができない子どもたち。
物の貸し借りは遊びの中で友だちとのやりとりから
育っていきます。
そして、先生がそのやり取りの両方の子どもたちの気持ちを
受け止め、代弁をしていきます。
貸し借りを何度も繰り返し行い
成功体験を積み重ねていくことが大切になってきます。
3歳児までは、自分の気持ちが守れることが大切です。
そうでないと、人の気持ちがわかるようにはなりません。
友だちのおもちゃで遊びたかった場合は
「貸してもらいに行こう」ではなく
「今は○○ちゃんが遊んでいるから、ちょっと
まっていようね」と伝えます。
友だちが遊び終わるタイミングを見計らうなどして
人を見る力が育ちます。
「まだ遊びたい」という気持ちがある場合
そこに寄り添い、相手にまだ貸したくない気持ちを
先生はサポートします。
自分が納得していないのに、その気持ちを押し込めて
「いいよ」という経験をしていると
将来自分の意思が伝えれなくなってしまうかもしれません。
先生との愛着関係から始まり、1歳児の子どもたちは
自分から周りの友だちと関りを持とうしています。
先生は、子ども同士が関わり遊ぶことができる
環境を作ることを大切にしています。
物の貸し借りの中で先生が肯定的な言葉
「まだ使いたいんだって」など子どもたちの気持ちを
代弁するやりとり、只今、毎日、行われています。
友だちと同じ気持ちであること、異なる気持ちであることが
だんだん理解してきます。
このような経験を通して、貸したらまた返してもらえることや
物の貸し借りをすれば、友だちと楽しく遊べることも
わかってきます。
好奇心旺盛なこあら組(1歳児)の子どもたち。
「見たい!」「触りたい!」「やってみたい!」
の気持ちをこれからも支えてまいります。